
代表の平山が医療従事者の皆様に向けて、医療現場でのAI活用や業務効率化、医療DX導入に関する情報をお届けします。

全国の医療機関では、テンプレート・マクロ・音声入力ソフトなど、さまざまな“業務効率化ツール”が導入されています。 ところが現場では―― > 「入力作業は減らず、むしろ PC 操作が増えた」 > 「患者さんよりモニターを見る時間が長い」 > 「新しいツールの使い方を覚えるのが大変」 こうした悩みが解決できない理由は何でしょうか? 以下では、よくある “効率化が逆効果にな

2025年4月、日本の医療現場に大きな転換期が訪れます。電子処方箋の導入が義務化され、さらに年度内には電子カルテ情報共有サービスが本格稼働。すべての医療機関がデジタル化への対応を迫られる中、「電子カルテは導入したけれど、タイピングに時間がかかって患者さんと向き合えない」という新たな課題が浮上しています。その解決策として今、医療現場で急速に普及しなければならないのが、音声入力AIです。タイピングの5

〜医療の記録業務を効率化する、実用レベルの音声入力(Voice User Interface)〜近年、「医療DX(デジタルトランスフォーメーション)」の推進が加速する中で、音声入力を活用したカルテ作成のニーズが高まっています。特に救急医療の現場では、迅速な対応と正確な記録が求められる一方で、電子カルテ(EMR)入力にかかる時間的・心理的負担が問題視されています。Wonder Drill株式会社は、

現場から生まれたアプリケーション救急医療の最前線に立ち続ける中で、私たちは日々、時間との闘いの中にいます。診察、治療、判断、そしてそのすべてを記録に残す作業。こうした現場の実態を深く理解する医師として、私は業務の効率化に強い課題意識を抱いてきました。その中で、音声入力を活用した記録支援の可能性に着目し、現場で本当に役立つソリューションを自らの手で開発することに踏み切りました。それが、AI音声入力ア

救急医療の現場では、診察時間の約3分の1が記録作業に費やされています。救急搬送患者の診察時間約84分に対し記録時間が約24分という現状は、本来患者のために使うべき時間が事務作業に奪われていることを意味します。この問題に対し、私たちは医療現場の効率化と質の向上を両立させるためのソリューション開発に取り組んできました。実際の調査では、医師の43%が電子カルテの記録にストレスを感じていることが明らかにな

医療データの活用は、単なる業務効率化を超えた可能性を秘めています。コエレクを通じて蓄積される構造化された匿名医療データは、熟練医師の判断をAIが学習することで、入院・帰宅の予測や診療時間予測などを可能にします。これにより経験の浅い医師も高度な判断支援を受けられ、医療の均質化と質の向上を促進します。匿名化された医療データは、患者のプライバシーを守りながらも膨大な症例情報を解析可能にします。AIはこれ

2024年の能登半島地震での災害医療支援活動において、デジタル化された医療情報の重要性を痛感しました。紙ベースの記録に頼る従来の災害医療では、情報共有の遅れが患者ケアに影響することがあります。現地での経験から、災害時にも効果的に機能するデジタル医療システムの必要性を強く認識しました。災害現場では、混乱の中で迅速かつ正確な情報共有が求められますが、紙媒体の情報は紛失や遅延のリスクが高く、対応の遅れに